こんにちは。
前回の花菖蒲に続いて、今回は「ヒペリカム」と「バンダ」の産地直送便が届いたので、その様子を写真付きでご紹介します。
鮮度や花姿の美しさはもちろん、箱を開けるときのワクワク感も含めて、花屋の“裏側”をちょっとだけお見せできればと思います。
今回届いたお花たち:ヒペリカムとバンダ
まずは届いたお花の簡単なご紹介を。

ヒペリカム
赤やピンクの可愛らしい実をつける枝物で、ブーケやアレンジの引き立て役として活躍します。
実ものですが、グリーン代わりにもなる万能選手です。

バンダ
東南アジア原産のラン科の花で、まるで蝶の羽のように広がるエキゾチックな花姿が魅力。
個性的で高級感があり、一本でも存在感があります。
開封の様子

箱を開けるとセロハンに包まれたヒペリカムがぎゅっと入っています。

こんな細長い箱に70本も入っています。
無駄のない梱包です。関心!

こちらはバンダ。6本入っています。

1本1本セロハンにくるまれています。

足元には保水用のキャップが付いています。海外から来るので輸送中に枯れてしまわないように工夫されていますね。
花の鮮度を保つ工夫がすごい
花は生ものなので、輸送の方法ひとつで鮮度が大きく変わります。
セロハンや保水キャップはそのためです。
輸送中で疲れている花をさらにお店で水揚げをすると、バンダの花弁がふわっと広がり、ヒペリカムの実もつやつやに。
箱を開けた瞬間のときめきと、花の生命力を感じられる時間は、やっぱり特別です。
おわりに
今回の開封では、産地直送の花の素晴らしさを改めて感じました。
生産者の手から、丁寧にバトンを受け取って、今度は私たち花屋がそれをお客様に届ける番です。
次回もまた、違う種類のお花が届いたらご紹介していきますので、ぜひお楽しみに。
花って、知れば知るほど面白くて、魅力的ですよ。